※awa酒協会認定酒
※専用化粧箱が付きます。
蔵元:『出羽鶴』『やまとしずく』出羽鶴酒造
度数:13度
使用米:秋田酒こまち
精米歩合:55%
日本酒度:-1.0
酸度:1.7
アミノ酸度:非公開
使用酵母 :非公開
※開栓の際は、噴出予防の為、よく冷やしておいて下さい。
ほんのり洋梨を思わせるスイートでエレガントな香り立ち、
舌先に空気を纏うかのような濃密なガスが感じられ、
軽快な甘酸がスッと通り抜けます。
喉の通りも軽やかで、後味スッと消え入ります。
フルーティで華やかな風味ながら、
非常にエアリーで軽やかです。
冷え過ぎるとガス感だけが際立ってしまうので、
少し冷たい程度が一番調和しています。
温めてみても、甘みが大変艶美になって中々の面白さです。
~awa酒協会に就いて~
スパークリングな日本酒を、
シャンパンに並ぶような世界標準とするべく、
品質向上、普及促進、市場拡大を目的として2016年に設立された団体で、
『出羽鶴』は創立メンバーでもあります。
協会では独自の基準を設け、
充填では無く発酵中に生成された自然な炭酸ガスのみで
ガス圧4GV以上(ex.コーラのガス圧が3GV位)を達成するなど、
諸条件を突破した酒に対してのみ
<awa酒>と云う呼称を認め、ブランディングを図っています。
※活性酒(瓶内二次発酵)とは、
酒造りの行程の肝は、米を麹で分解して糖分を作ると共に、
糖分を酵母で分解してアルコール分を作る処にあります。
2つの発酵が同時に起こるので『並行複発酵』と称され、
燃料である糖分を逐次補充できるため
醸造酒では最も高いアルコール分を生成できる世界で唯一無二の酒造方法です。
そんな酵母は糖分を食べる時に炭酸ガスも作り出します。
全てのお酒が生成の過程でガスを含むのですが、
加熱処理などで発酵が停止すると供給が止まり、貯蔵の過程などで抜けていきます。
活性酒は、発酵中のタンクの中身を発酵を止めない状態で瓶に移し、
糖分・アルコール分・炭酸ガスの生成を続けさせた状態のお酒を指します。
ガスに因って高圧状態となっているので、
一気に開栓すると一気に噴き出します。ご注意下さい。