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丑三つ迄 生酛純米吟醸45% 720ml3BY

¥1,870 税込
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蔵元:『高清水』『丑三つ迄』秋田酒類製造
度数:16度
使用米:秋田酒こまち
精米歩合:45%
日本酒度:+2.0
酸度:1.9
アミノ酸度:1.2
使用酵母 :非公開

精米歩合に重きを置いた丑三つ赤です。

《米を磨くという事》
 米を削り、残った割合の部分を精米歩合と云います。
米の構造として、中心ほどデンプンが多く、
外側ほどタンパク質・脂質が多くなり、
後ろ2つは多過ぎると風味が出過ぎるので、
味のバランスを考えて削るのです。

 ところで一般的な精米歩合は「見かけ精米歩合」と呼ばれます。
玄米-白米の重さの割合で表すのですが、
これは実際の数値を表す事はありません。
精米作業の過程で、割れたり欠けたりした米が糠に移ってしまう為です。
ですので、50%精米をしたつもりでも実は砕米分が引かれて本当は50を下回ったりします。
 この玄米整粒-白米整粒で出す実数は「真精米歩合」と呼ばれます。
“見かけ”と“真”の誤差を0にする事はまず不可能ですが、
0に近づけようという涙ぐましい努力はずっとなされてきました、
精米の摩擦熱で割れやすくなる事から、
50%精米をしようと思えば1週間は掛けて少しずつ削るなどです。
基本対処はこれなのですが、
 近年『ダイヤモンドロール精米』が開発され、
【高清水】が県内で初導入しました。
これは“削る”より“切る”に近く、
余分なダメージを与えずに精米する事が出来ます。

 理想の精米歩合論争は昭和十代頃から行われていますが、
昭和の終わり頃、
数値でみれば50%よりも削る意義は見当たらないとされました。
50%以上の精白は緊張感の演出に過ぎず、成分上のメリットは無いという事です。
“そんな理想の精米も「真精米歩合」で言えば実際45%位だろう”という事で、
誤差の少ない最新鋭精米機の利点を生かして45%精米で本作は設計されました。
 高精米ほど米の総量が増えるので高額になるのですが、
高級さを求めたい訳では無いと安価に抑えてもいます。
精米のアレコレを偲びながらご賞味下さい。

果汁のないトロピカルなフルーツや乳酸感を思わせるふっくらと落ち着いた香り立ち、
口当たりはなめらかで穏やかな甘旨と軽快な酸が口の中に広がります。
喉の通りも軽やかで、後味フェードアウトしていきます。

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